「悪徳不動産業にご注意!」なんて記事を見かけると思います。
「これは、ひっかってはいけないな」と思い、心して読むわけです。
ところが、不動産業からも「こういう大家はとにかく嫌だ!」
そういうタイプの大家もあるようですね。
結果的には、煙たがられて良い物件は紹介してもらえないわ、管理は手薄になるわ…
あまり良いことがないわけですね。
下に9か条をまとめてみたのですがこれ、大家業に限らず嫌われる9か条のような気がします。
社会人として、これはダメだろう、ということをしていたら、トクにならないよという感じではないかと思います。
自分も思い当たることが、多々ある気がします。
ぜひ参考になさってください。
・すぐに自慢する
大家さんは、自分の努力にてアパート・マンションの所有者になっていますので、ついつい自慢話っぽくなります。
自分では、自慢しているつもりがなくとも、そう聞こえてしまえば仕方がないのですね。
聞かせる相手が不動産店の営業マンだったりします。
彼らは大抵、自分でアパートとかマンションとか持っていないのですね。
そこで、自慢話っぽくやられると、なんともいい感じがしないわけですね。
多くの人は、相続のおかげでオーナーになっていたりします。
すると、名家自慢、物持ち自慢みたいになり、極めてたちの悪い感じで取られがちなのです。
これが好かれない原因になります。
やはり、持てる者は少し控えめぐらいが良いのではないかと考えますが…
・いろいろとケチである。
私の記事ですと、ここに書いてあるのですが、大家さんが一代で、裸一貫から大きくなった人ですと、初期は相当倹約されているはずです。
厳しい言い方になりますが、ケチを極めて資産家になった、と極言して過言ではないと思います。
ケチと一言で言っても、倹約の一種みたいな美徳に近いものと、とにかく人間が「ちっちゃい」ことだけ感じる残念なケチとがあります。
大家になっている人が200円の収入印紙代を出したくない…これは恥ずかしいケチと言えると思います。
ケチでも「自分の利益しか考えていない」先鋭化したケチは、害悪に近いと恥じるべきでしょう。
・説教っぽくて困らせる
大家業もある程度、人生経験が多いものですから、若い人にはついつい説教っぽくなってしまいます。
それも無理からぬ話ではありますが、やはり何だかありがたくない話に取られていませんか?
不動産業者さんも人の子ですし、あまり面倒な人は困る、となりかねません。
また、業者を下請け感覚で扱っているなども良くない状況だと思います。
「ワシが資金を出してやっているのだから…」そういうスタンスが良くないのです。
見下した感じでは、やはり好かれないのです。
不動産業者さんを「ビジネスのパートナーである」という認識を持ちましょう。
・業者を下請け扱いにしている
上の記事の発展になる感じですが、不動産業者の営業マンは20代、30代が多く、どうしても頼りなく見えると思います。
これは、リフォーム業者ほか、関連会社にたいしても同じことでして、自分中心なのです。
専門職で、そればかりやっている「彼らのほうがよく知っている」ことが少なくないのです。
せめて、横並びの『取引先』くらいのイメージで付き合うようにしましょう。
・何でも業者のせいにする
このあたりを書いていますと、関連会社の若手の人の悲鳴が聞こえてきそうな気がします。
家賃の滞納者が出た場合「○○不動産の客付けだったな!」と業者の責任っぽくなります。
業者も必死で入居者を入れますが、入れるか入れないかは、最終的には大家さんが判断をしていると思います。
都合が悪いことが起きたら、それは業者のせい、では業者も浮かばれません。
(この項目は、思わず長くなってしまいましたので、つぎの項に分けて書きます)