不動産投資のリノベーションとリフォームで不動産賃貸を成功させるには

不動産投資 知識編

不動産投資を大成功させている大家さんとなると、何だか霊験あらたかというか、あやかりたい気持ちになります。

さて、経験豊かな不動産投資アドバイザーの本を読んでいたら『大成功大家さんはリフォーム上手』という項目が出てきました。

並みの不動産投資家から、必勝を確約された大家さんになりたいものです。

では、どうして成功者がリフォームが上手なのかを、考えてみたいと思います。

・並みの大家を卒業するには?

大成功している大家さんは、きれい好き・掃除好きという話は、いくつか書いてきたと思います。

キレイに掃除ができれば結局、入居者に愛される物件になりやすいと言うことだと思います。

そして、成功している大家さんは、何といいますか『物件愛』が素晴らしく、キレイにしておくことを趣味としておられるようです。

その『愛』が往々にして結実するのか?入居者も大切に使い、また長く居住することにより、効率的な物件賃貸ができるのではないかと考えるのです。

・掃除をしても良くならない時は?

掃除だけでは、原状回復できないことも、出てくると思います。

物件も永遠の命があるわけではないので、どうしても傷み・ほころびが目立つようになってきます。

ですが、ていねいな掃除をしていると、傷みの激しいところがやはりよく見えるのです。

これをこまめに修復していくのが成功している大家さんのやり方、ということになるようですね。

・積極的なリフォームは、物件を長持ちさせる

大成功している大家さんは、リフォームに前向きだということのようです。

たいていの大家さん、私などもそちらに所属していると思うのですが「これくらいは放置していても入居者は気にしないだろう…」

 

気がついたら、やはり自分の視点で評価しているのですね。

「女性なら、とても気になるのではないか?」

「ホヤホヤの新婚さんなら、スッキリと済みたいのではないか?」

入居する人の身になって、見ているのだ、ということに気がつくのです。

「他人がどう思うだろうか?」と思うからこそ「ちょっと早いかも知れないが修繕をして…」となるのだと思うのです。

・リフォームは投資と考えている。

物件の傷み方が酷ければ、入居者が付きにくく、家賃を下げることにもなりかねません。

デキる大家さんは、リフォームを『投資』と割り切り、物件の価値を絶えず高める方向に考えておられるようです。

ここで、用語の説明を少し…

 

※ リフォーム(小規模工事)とは、クロスの交換や仕上げ材を新しくする、システムキッチン、ユニットバスの入れ替えなど

※ リノベーション(大規模工事)とは、間取りの変更、給排水設備の交換、全面外壁塗装など

 

リノベーションにて、機能や耐久性など、新築当時 初期の価値が増大する工事をリノベーションと定義しているようです。

初期の状態を考えて、なるべく初期の状態に戻そうとする、月並みな大家さんと比べて、成功大家さんは、より一層価値を上げよう、上乗せしようとするようです。

一見、出費がかさんで大変になりそうな気もするのですが、家賃の下落には歯止めがかかることが多いのです。

別記事に書きましたが、化粧洗面台などの新調は結構安値(数万円)でできるようなのです。

内覧の女性がキラキラ目を輝かせるところが見えるような気がします。

『リフォームし立てだから』と、むしろ家賃を上げることもできるのです。

きれいにしてあげて、価値を高め、入居者に喜んでもらおう、満足してもらおうという精神が、結局 成功をもたらす、ということになりそうです。

大成功大家さんはリフォーム・リノベーション上手という話も少なくありません。

気がついたら、デザイナーズマンションやモデルハウスのような、とても気になる物件に変化させているのかも知れません。

タイトルとURLをコピーしました