当サイトは、不動産取引が初めての人が、不動産投資を経て資産を形成するプロセスについて書いています。
全く右も左も分からない 初心者の人が何とかやっていけるようなノウハウを提供しようとしています。
自分が副業大家さんとして現在、軌道に乗りつつあるのは、他の記事も参照して頂ければと思います。
さて、自分が実践している『謝礼は1万円と決めている』方式について書きます。
なぜに1万円と決めたのか?その経緯や考え方について書いてみようと思います。
・謝礼があまり渋いとやはり上手くいかない?
不動産投資について、サラリーマンのあなたと『金持ちのボンボン』のような人を比較します。
既に資産家のご子息などが、何となく上手くいくのはなぜなのか?
それには、何か『スタンスの違い』のようなものを感じるのですね。
(少なくとも自分は、そんなものを感じていました)
謝礼などを、惜しげも無く、パッパッと払ってしまう…そんなことを考えていたのです。
そんなところで、差が付いているんじゃないかしら…と。
これは、ちょっと知り合いの人物の話です。
60歳男性で、マンションを持っている人で、仮にAさんとします。
「なかなか賃借人が現れずに困っている。売却も考えているが、こちらも買い主が現れない!」
こんな悩みをたまたま飲んだ席で打ち明けられたのです。
聞くと「何度も業者に電話をしているが、はかばかしくない」
こんな話のようで、自分ならどうするか?考えてみました。
賃貸にするのでしたら、一刻も早く入居してもらいませんと賃料が発生しないので、少々見せ金を使っても入居者を決めてもらう!
これに尽きると思うのですね。
ここで私は『毎回謝礼は1万円』と決めているのです。
アイディアは、何かの本に書いてあったのを読んだのだと思います。
物件を紹介してくれた人には、必ず毎回1万円を包むこと、そんな内容だったのだと思います。
当方、副業ですのであまり大金の見せ金というわけにも行かないと思います。
ですが、あまりケチ過ぎるのも、かえって足下を見られると言いますか?
そこで、何があってもきちんと1万円を包む、という方式にしたのです。
というか、暗黙の前提として「この人は1万円なのだな」と周知されるように工夫したのです。
そんな大金でなくてもよく、こちらも『けなげに頑張って支払っている』という雰囲気が伝われば良いと思うのです。
ベテランの不動産業者さんにもなれば、数万円包んでも忘れてしまう、取り扱っている件数も多いから、などという話もあります。
とりあえず、契約・取り引きに区切りをつける的な意味合いで1万円をお出しする、感謝の意を示すということで1万円と決めています。
某政治家の先生が、内ポケットに1万円が入った封筒を沢山持っておられて『お車代』と書いてあるそうです。
そして、何かの折、パーティなどで「きょうは来てくれてありがとう!」とばかりに配布するとか。
これが、あまり少なすぎてもナメられるし『ちょっと多め』の感覚がよいのでしょうか?
『きりが良い金額』として1万円を選んでいる気がします。
・謝礼の菓子折の意味とは?
不動産取引のお礼として菓子折はどうか?というサイトが沢山あり、いろいろな話題が提供されています。
相手様が、もらって喜ばれる品物であることは、もちろん必須の条件です。
『甘いものがお好きらしい』『お孫さんなど、子供さんがおられる』
こんなことをある程度は意識してお贈りするのはむしろ礼儀だと思います。
業者さんのサイトやブログをみますと「あまり必要ないのでは?」そんな記事もありました。
ですが『気は心』などとも言います。
そんなに たいそうなものでなくても良いので「手ぶらではない、何かを添えて」というこちらのスタンスが見えれば良いのではないかと思います。
先のAさんの例ですと、謝礼が払えない、でも何とかしたいというのでしたら、足繁く通って顔を出してみるとか?
困っている、だが何とかしたい!という心情が伝わる工夫をされては?そんなことを考えました。
たかが、安い菓子とかじゃないか!とは言いますが、少しでも配慮しているこちらの心情が伝わる工夫が必要だと思います。
別記事にありますように、大変お世話になっていて、ファンにもなっている K不動産にはお中元・お歳暮は毎回届けています。
それ以外にも、ちょっとした手続きの際には安物でも、菓子の類いをお届けすることにしています。
これも、ある程度『コミュニケーションのツール』と考えれば良いのではないでしょうか?
こんなことを意識して生活していると「これは、良い!」と思うものが目に付いてくるようになるから不思議です。
安いものでも、箱を空けた際に「おや!」と感じるものが見えてくるようになります。
受け取った人の顔を想像しながら、あれこれと思いを巡らすのも、これはこれで楽しい作業です♪
・1万円の謝礼は、実は経費として計上できる。
1万円は捨て金ではなく、経費計上できるのです。
相手の方に、失礼にならないように領収書をお願いできれば、確定申告で経費として計上できます。
領収書は、こちらから準備して、受取人はサインだけで住むように手間を図っておきます。
こうしますと、双方が気持ちよくやりとりできると思います。