マンションの空室対策としてのリフォーム。フローリング変更の具体例

不動産投資 知識編

日本家屋ではありながら、和洋折衷して調和がとれると とてもお洒落で居住性がアップするマンション。

「日本人なら、そりゃあ畳が落ち着く」ということもあろうかと思うのですが、マンションではやはりフローリングの床が主役になりつつあります。

畳ですと、入退去のたびに『表替え』の作業が必要となり、その都度出費を覚悟しなくてはなりません。

フローリングだと、表面をクリーニングして、ワックスがけするだけでO.K.です。

費用も安く、工程も一日もあれば大丈夫です。

その上、清潔面でも大変なメリットがあります。

乳幼児や小さな子供さんがあるご家族などには、断然のセールスポイントになります。

なにしろ、掃除が楽ですし、子供が遊びまわって汚しても清潔ですし、ダニなどの心配もありません。

ダニやハウスダストは小児喘息や気管支ぜんそくなどの原因そのものですので、ないに越したことがないのです。

 

ということで、日本家屋の持ち家なども、フローリングに替える人が増えています。

いったんフローリングに替えても、『い草ラグ』などを置けば、夏なんかい~い感じ。

冷房で涼しくして、寝転がってのんびりくつろぎたい!

 

さて、畳からフローリングの工事ってどれくらいかかるのかしら?

DIYでやる人もあるようなので、詳しくは大きめのホームセンターのDIYの店員などに聞くと良いでしょう。

 

でも、自分でやるとなると、ちょっと心配もあります。

失敗したとき、仕方なく専門の職人さんに頼んだりして…

「こうなる前に、呼んでほしかった(ハァ…)」みたいに言われたりします。

フローリング化工事を請け負ってもらうとどれくらいかかるのか調べてみますと…

☆ 自分でやると…2~6万円くらい。
  日曜大工のお好きなお父さんとかおられれば
  やってみる価値あり?

☆ 業者さんに頼むと…11~22万円くらい。

 

いずれも6畳間の値段です。

費用はかなり幅があるようで、これは仕様とか使う材料にもよるみたいですね。

・あくまで畳にこだわりたい人にはこれ!

カラー畳ってのが発売されていますね。

和風の雰囲気は取れてしまいますが、キレイでファッショナブルで畳!って感じ。

カラーリングは、かなりバリエーションがあり、お好みで選択できる仕組みになっているようです。

入居の際に、入居者に自分で選んでもらったりすると面白いかもしれません。

 

若い人向けに需要がありそうな気がします。

・クッションフロアー(CF)という手もある

外見上は、フローリングとあまり変わらない、クッションフロアー。

施行中の様子を見ますと、出来上がりの雰囲気が伝わるでしょうか?

 

クッションフロアー(CF)と畳・フローリングとを比較しますと…

☆ 畳を入れ替えた場合とCFにした場合、初期投資額とランニングコストを考えると費用はほとんど差がない。

☆ 入居の成約率となると、畳よりCFが断然高い!

☆ フロ-リングはCFよりも2~2.5倍のコストがかかる。

 

結論からしますと、CFという選択肢も悪くない、ということになりますね。

カラーコーディネートとしては、部屋の雰囲気で変えると面白いと思います。

明るい茶系統の色、グレーの渋い色などがスタンダードであり、好んで用いられるようです。

 

手持ち資金と相談となりますが、畳でダメなら、CFやフローリングの見積もりをそれぞれとってみて比較検討すると良いでしょう。

DIYでもできるのかもしれませんが、変にしわが寄ったり、見た目が悪くなったりすると かえってイメージダウンを招きかねません。

ということで、ここはやはりプロの技術できれいに仕上げてもらったほうが得かも??

内装業者によって、かなり リフォーム代が違いますので、安くきれいに仕上げてくれる業者さんを探しましょう!

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