マンションオーナーになってから、新たに出てくる付き合いが『管理会社』と『管理組合』ですね。
「管理会社?管理組合?それって何のこと??」
あまりなじみがない用語かもしれません。
これについて、少し書いてみようと思います。
目次
不動産(マンション)の所有者になったとはいえ、マンションのことについては、全くの素人の自分。
自分でマンションを建てたわけでもありませんし「マンションに不具合がある」と言われても、自分で施工できるわけではありませんし。
マンションと言っても、自分では入居したくらいしかやったことがないわけですので、保守・点検などは誰かにやってもらわなくてはなりません。
マンションのトラブルと言うと、屋内の問題、例えば水漏れがするとか、部屋の壁が傷んできて、とか室内のことを思いがちです。
ですが実際は、外装のことだって重要ですし「外壁が剥がれ落ちる」など、シリアスなトラブルに見舞われることも考えなくてはなりません。
外壁が落ちたりして、通行人に危害が及んだりした場合は、どんな風に保障したらよいのでしょうか?
マンションのオーナーは基本的には、最小単位の『1室』の所有者であることが多いのですが、こんな時、どうやって保障をするようになるのでしょうか?
こういう時に、保証会社の出番となります。
保障会社は『建物としての』マンションの保全・維持・管理を行っていくのです。
マンションは大きい建物ですが、10年~15年おきに定期的な大規模修繕工事が行われます。
これを、それぞれのマンションの所有者が個人でやるには大変だということは おわかりでしょう。
自分は現在、2室の所有者なのですが、それぞれ月額1万円くらいは保証費用として支払っています。
管理会社は、大きく分けて『デベロッパー系』と『独立系』に分かれます。
デベロッパー系は、建築した会社の系列会社・子会社が多く、大きなマンションの管理を得意としていて経営も安定していることが多いです。
そもそもマンションを建てた会社の関連企業ですので、情報も行き渡りやすくサービスも充実しています。
やはり建築した会社の運営に沿って、管理業務を行いますので、ともすれば、ユーザーから遠くなりがちです。
デベロッパー系に対して、中・小企業が多いのですが、独立系があります。
デベロッパー系より割安な運営であり、建築した会社よりユーザーサイドに立って運営してくれる。
コストが安いことをメリットにしすぎると、ともすればサービスの質に影響しがちになるかも…?
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実は、2つのマンションのうち、後から購入したほうは 管理組合と管理会社がトラブルになりました。
管理会社が、幅を利かせすぎてユーザーから苦情が相次ぎ、管理組合長が管理会社を変えるべく、採決をしたりすることに発展したのです。
(これは、後から詳しく書こうと思います)
ついでに、管理組合についても説明しておきます。
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今度は、管理組合について説明します。
マンションというのは法律的には『区分所有法』という法律の管理下にあります。
マンションという 大きな建物の一部分を各自が所有しているのでこの名前がついています。
この区分所有法に基づいて、管理組合が作られ、管理組合の最高意思決定機関である『総会』(年に1回)が招集されます。
(自分は ほとんど委任状を書いて採決はお任せしており、実際に総会に出たことはありません)
管理組合の法律ともいえる『管理規約』が決められ、それぞれの区分の所有者は『組合員』となり、組合長である『理事長』を選出します。
理事長のもとに、民主主義の原則に基づいて、意思決定がなされるのです。
マンションの所有者になった私は自動的に、マンション管理組合の組合員になったのですね。
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