マンションのオーナーになったら、やはり気になるのが室内の状況。
「キレイに使ってくれるのだろうか」とか心配したり、壁紙にピンで紙を止めたりする行為を「困ったな」と思うようになります。
ここでは、マンションの内装を整備することで空室回避をすることを書いてみます。
自分が賃貸で住むマンションについては、壁紙には絶対ピンでは留めません。
オーナーの心情を考えてのことですが、両面テープのライトなヤツとか『スコッチメンディングテープ』のようなモノを使うようになりました。
大手の文具店に行けば、いろいろな『ピンの代わりをしてくれる』粘着アイテムが売られています。
シール的になっているものや、全体が粘着的に出来ている『接着グミ』などの商品名で売られているのもあります。
< 接着グミ >
これは、剥がしても壁紙が傷まないですし、後も残らないので大変スグレモノ、オーナー思いの商品と言えそうです。
ある本にありましたが、入居のお祝いのプレゼントとして、こういうアイテムを置いてあげて『大切に使ってね』とアピールする作戦もあります。
壁に何かを貼る・掲示すると『真っ白い一面』ではなく、イメージが広がります。
例えば、一辺2mくらいの敷物みたいなのを壁に貼るなどは、白壁を隠し、雰囲気を出すのに良いと思います。
ルームクリップなどと呼ばれる手法ですね♪
壁をあまり汚く使われたり、タバコのヤニで汚されたりすると『壁紙の交換』『クロスの張り替え』など、原状回復の義務が生じます。
考えさせられるのは「交換すべきか そのままにすべきか?」悩むことですね。
これくらいの汚れなら、まあ許して良いか?などと考えます。
この際の基準としては、やはり「次に入る人が気持ちよく使えるか、どうか?」これが基準になると思うのです。
前入居者に、あまりにも配慮してあげすぎると、次の入居者が決まらなくなって困ります。
ここは、少し心を鬼にしまして、必要な処置はやはり敷金などを視野に入れながら、改善を図ることが必要だと思います。
内部の大きなものについては、施行通りであり、オーナーがどうすることも出来ません。
風呂釜や洗面台、トイレの便器や水洗のタンク、その周辺など。
大きなものについては、経年変化や劣化はある程度、仕方がないものと考えなくてはなりません。
小さいものは、シンプルであまり値段は張らないが、耐久性があって長持ちするものを検討した方が良いでしょう。
キッチンのタオル掛けやトイレットペーパーのホルダーなど、これらは破損もしますし、そんなに高いものではないようです。
床のフローリングなどは、退去時にほころびのある部分を業者に委託して補修するなどが必要です。
重い家具などを引っ張ると、思いのほか大変なキズが付いて、見た目をずいぶん損ねてしまうのです。
しかし、床も消耗品ですので、毎度毎度 全交換というわけにもいかないと思います。
ある程度は補修で済ますなどが必要なのかも知れません。
かつては退去時の『畳の張り替え』『畳の表替え』などが、暗黙の了解として行われていた時代があります。
結構 畳も高くつきます上に、フローリングならばクリーニングとワックスがけで」ハイ終わり!」とお手軽にすみます。
今日では、マンションなどの 生活の洋風化もあり、洋式生活・椅子生活の定着も一般化しており、フローリングが多くなってきています。
たくさん部屋がある場合は、畳の部屋も設けるパターンがあるようです。
洋風化や若向け思考としては、カラー畳なども面白いかもしれません。
カーテンのレールのフックやランナーなどは、やはり消耗品の部類に入りますが、壊れたりなくなったり、数を補充してあげることが必要です。
ホームセンターがない場合は、無印良品やユニクロ、しまむらなどでも見つけることが出来ます。