誰しも、満室経営を望んでいるのですが、なかなかそうはいかないのが常ですね。
突然、退去の話が伝えられて、さあ困った!となります。
あちこちの仲介不動産業者に駆け込んでは、ひたすらお願いの行脚となるのですね。
「もう毎回毎回、困るよなあ…」
そこで、ベテラン大家さんや成功している大家さんはどうしているのかを調べてみました。
「なるほど!」とうなづけることも多くありますので、参考になりましたら幸いです。
大家と言えば、入居者を入れるときには必死になって活動しますが、満室になりさえすればホッと一息。
やれやれとばかりに手を抜いてしまうことが多いのではないでしょうか?
エキスパートの域にある大家さんはどう違うかというと、やはり常日頃から勉強をしているようです。
「満室になっているときが、満室経営には重要である」
あるサイトに書かれていました。
そして、またある所には
「常に情報収集をしておくべきである」
こんなことがかかれているのです。
では、情報収集とはどんなことなのでしょうか?
満室経営は、不動産投資のある意味、絶対条件と呼ぶべき状態ですね。
どんなきれいな部屋でも空室のままでは、価値がないのですから。
私の場合は、優秀なK不動産という 頼れるパートナーがあり、お任せだけという横着なスタンスでやってきました。
しかし!優秀な大家さんは、満室の時こそ活発に活動しているようです。
情報収集が大切、とタイトルに書きましたが、新聞・関連書籍・無料の配布DVDやセミナー参加など、かなり手を広げていらっしゃるのです。
これらは、空室ができて「さあ、どうしよう!」と焦ってからでは遅いのです。
常日頃の心がけ、たゆまぬ準備で無料セミナーならあちこちに顔を出して人脈を広げておくなどが重要なのです。
ちょっとした、人のつながりから、入居者がひょっこり現れることもあるかもしれません。
これもある大家さんが勉強の成果として記録されているサイトで発見したことです。
その大家さんは、不動産仲介業者などに進められ「お弁当が出るから」と無料セミナーに参加してみたのですね。
そこでは、自分の物件とはあまり関係ないような、不動産のお話が展開されていたのですが、大変なことに気づきます。
「うちの物件は、色合いが良くないな!」
もちろん、不動産業者さんの見せるスライドやプレゼンですから、画像にも工夫が施されていて、目を引き付けるような仕組みがあるのだとは思います。
ですが、次々提示される画像を見るにつけ、自身の物件の味気ない雰囲気に気が付いたというのです。
不動産業者には「できたら若いご夫婦とかで、長く入ってくれる人を」などとお願いしていたのです。
ところが内覧がすむと、なかなか首を縦に振ってくれないため困っていたのでした。
この大家さんは、いろいろ優秀な方なのかもしれませんが、空き室の内装に着手されたようです。
「やはり、ちょっと若向けにしてみないと、入居できるものもできなくなってしまう」
そして、ご自身のこれまでの方向性を大きく反省もされるのです。
「時代遅れのやり方を続けていて、浦島太郎になるところだった」
できる大家さんですので、安く着手できる内装にて、カラーコーディネイトを工夫され、満室経営になった例でした。
やはり内覧の際は、あちこちの物件が比較対象になります。
その際、あまり目に留まらない状況では、入居してくれることは難しいのではないか?
どんな物件が、今の流行であり、人気があるのだろうか?
これは、見てみないとわからない世界かも知れません。
お金のかからないことで、良さそうなことは、とりあえずやってみてはどうかと思います。