きれいな物件だと、空室になった際にクリーニング(清掃の専門業者が入り、処理をする)でピカピカにできると思います。
ですが購入時に、すでにボロボロになっている場合もあります。
リフォームのとても大切なところが「なるべく安くあげて、入居してもらう」ということですね。
なぜなら、高額のリフォームをしてしまったら、それだけ持ち出しになってしまうのです。
当たり前ながら、家賃を値下げしてしまったのと同様になってしまいます。
理想を言えば「リフォームし立てですので、家賃はちょっと高めですが…」ときれいな室内を見せて入居を決めてもらえることです。
安い家賃で見合うレベルの費用の範囲内で、グッドルッキングの状況を作り出せるかどうかが大切なのですね。
家賃が安くて、予算が限られている場合(あまりお金をかけられない場合)どうすべきでしょうか?
ある女性の成功大家さんの話を書いてみたいと思います。
この人はOLで、副業で大家をやっている方ですが、女性ならではの感覚が良い感じにみえるのです。
さて、リフォーム予算が少ない場合、手が広げられなくてどこを優先するかとても悩みます。
先のOL大家さんは『水回りを重点にリフォームをすべき』と力説されています。
水回りとは…キッチン・トイレ・洗面台・お風呂のことを指しています。
なぜに、水回りを重視しなくてはならないのでしょうか?
カップルや夫婦で入居する場合は、女性が家にいる時間が長く、ものぐさの男性はある程度従うことが多いようなのですね。
家にいる時間が、やはり女性の方が長く、最終決定権を持っている、といわれるのです。
男性がよさげに思っても、女性が「イヤ」と言ってしまえばその物件には決まりません。
こういう所を先に読んで、水回りのリフォームを優先させろと言っておられるようです。
先のOL大家さんは、かなり傷んだ物件を購入され、上手にりフォームして貸し出しておられるようです。
例えば、ユニットバスを最安値のものながら、新品に交換されるそうです。
また、洗面台はLIXILのオフトに交換されるようです。
ネットで調べると、3万円台のシリーズもあり、安価でできますし、女性は新品の洗面台セットに魅了されるのかしら??
ついでながら、先のOL大家さんはアパートを手がけられる際、小さな部屋が多い場合は壁を抜いて大きなリビングにして間取り変更をするそうです。
キッチンも、リビングを見渡せるセミ・オープンタイプのキッチンに。
これなら、かなり近代的な雰囲気に近づける気がします。
そういえば、自分もK不動産の社長に「水道の蛇口部分は、ワンハンドルに替えた方が良い」と習った気がします。
専門の業者さんは、長年の経験や最近のトレンドに詳しいので、お話を聞けば 大変参考になると思います。