満室経営に関係があると、誰しも思っているのが設備の状態ですね。
では、どんな設備をつけたら入居率アップにつながるのか?オススメの設備は何か?
そういうことになると思います。
週刊全国賃貸住宅新聞というのがあります(ちょっと凄い新聞!)。
ホームページの右上に『購読申し込み』というスイッチがあり、年間購読料が1万7000円で購読できます。
これは、賃貸住宅に関する最新情報が毎週届けられる専門紙になります。
賃貸住宅に関連する最新情報が週刊で届けられますので、オススメですね。
ここに毎年発表されるのが『人気設備ランキング』ですね。
2017年版の人気設備ランキングをちょこっと紹介しましょう。
< 単身者向け物件 >
① インターネット無料(→①)
② エントランスのオートロック(→②)
③ 浴室換気乾燥機(→③)
④ ウォークインクローゼット(→④)
⑤ ホームセキュリティ(→⑤)
⑥ 独立洗面台(外→)
⑦ 追いだき機能(↓⑥)
⑧ 宅配ボックス(↑⑩)
⑨ 防犯カメラ(↓⑧)
⑩ 24時間利用可能のゴミ置き場(↑外)
< ファミリー向け物件 >
① インターネット無料(↑④)
② 追いだき機能(↓①)
③ エントランスのオートロック(→③)
④ ホームセキュリティ(↑⑦)
⑤ システムキッチン(↓②)
⑥ 浴室換気乾燥機(→⑥)
⑦ ウォークインクローゼット(↓⑤)
⑧ 太陽光パネル(入居者個別売電)(↑⑨)
⑨ 床暖房(↓⑧)
⑩ 防犯カメラ(↑外)
こんな感じになっています。
ついでに、専門紙をもう一つ紹介しておきましょう。
一般社団法人 日本賃貸経営業協会が月刊(毎月15日発行)している『月刊!満室経営新聞』は登録メルアドに無料配信されます。
これが、月額1980円の『満室経営新聞プレミアム会員』になると、活動している大家さんの収支報告や活動報告などさまざまな特典がついてきます。
これをよく見て、満室経営に活かさなくてはなりません。
『インターネット無料』を見ますと、ファミリータイプでは4位なのに、単身者では1位になっています。
これは、家族ではインターネットはあまり必須ではないけど、社会人・学生などの単身者では必須ということがわかります。
学生さんなどは特にレポート作成や勉強のためには、何としても必要です。
ランキング1位ということは、あちこちに備え付けられているわけですので、無理にでもつけないと競争力がなくなってしまいます。
設備を設置するには、設備会社を選びます。
可能な限り24時間対応してくれる会社にするべきで、設備をつけたら苦情も増えたのでは何にもならないのです。
入居者の満足度を上げるための設備なのですから…。
これは大家が簡単にできることです。
「ここで無料インターネットが使えます」
こんな感じで紙片というか、小さな広告と呼ぶべきものかも知れません。
一見して「これは何?」と思う設備(コンセントや差し込みのジャックなど)には必ずつけます。
すると、あまり詳しくない営業マンでも「ここから無料インターネットが使える」と説明できるわけですね。
安くて、防犯効果が高い『防犯グッズ』も費用対効果が抜群で喜ばれます。
設置した場合は、こちらも必ず小さな説明書きをつけましょう。