カスタマイズ賃貸って、それは何?
そんな話をされる方は、ちょっと浦島太郎かも?
いやいや、ちょっと失礼しました。
賃貸不動産は、入居者が勝手に改装できないのが原則になっています。
ですが、特に若い人など、オリジナリティを出したくても出来ず、不満があるのが現状のようです。
そこで登場したのが『カスタマイズ賃貸』というわけです。
さて、賃貸不動産をどんなふうにカスタマイズ(=使用者の必要に応じて設定を変更すること)してしまうのでしょうか?
目次
クロス(=住宅用語で壁や天井の仕上げ材のこと。布、紙、ビニールなどの素材がある)は大抵の大家さんがご存知でしょう。
「クロスを汚損したら、退去時に原状回復すること」
「タバコを吸う人が使う部屋は、クロスが汚れやすい」
こんな感じで使われますね。
さて、アクセントクロスとは、何のことでしょうか?
これは、部屋の壁一面だけを入居者が選べる仕組みです。
ユーザーが部屋を自分で工夫できる仕組みで、UR(団地のような公的な賃貸住宅)やレオパレスなどで、既に取り入れられており、大変好評です。
入居時、1回だけ自分の好きな壁のデザインを選んで使うことができ、若い人に人気があるのです。
マンションと言えば、白いクロスと相場が決まっており、近年 カラークロスを貼る試みもなされてきました。
ですが、色合いは好みがありまして、なかなか難しいもの。
自分色で使ってもらうにはどうしたら良いのか?
そこで、壁の1面だけクロス変更できれば、ずいぶんイメージを変えることになり、どんどん使われることに。
おしゃれな雰囲気も漂い、またアクセントクロスの流行を察知して、各住建関連メーカーがこぞって新製品を輩出。
木目調とか使いますと、まるでセレブの高級マンション!みたいな雰囲気が漂い、雰囲気は満点ですね。
質感も良く、シックで落ち着く感じになるのが想像できます。
サンプルは、客付けする不動産店に渡しておいて、入居の内覧の際にイメージづくりをしてもらいます。
入居者の満足度が上がるということは、満室経営対策にもなるというわけで、重宝すること間違いありません。
照明器具のカスタマイズも一部では進んでおり、選べることで入居者は楽しめますし、入居も進むことになります。
部屋を広く見せる効果があります。
へやが明るくなり、空間性が必要な部屋に最適です。
部屋の中で、人間の大きなアクションがある部屋にも向いています。
光量が必要ですから、電気代が少し高めになります。
部屋に落ち着きが生まれ、温かみのある部屋になります。
画像は、ちょっと趣味のお部屋の例で『自分の部屋』『隠れ家』のイメージですね。
家族の集まるだんらんの部屋などに有効です。
近年、ルームライトとして導入されてきたライティングになります。
スタイリッシュでインテリア的にカッコいい!
かなり個性的なお部屋のライティングって感じですね。
電気代も安めになります。
カスタマイズが、満室経営に大いに役立つ、ということはわかって頂けたと思うのですが、具体的なイメージが湧かない人もあるかも知れません。
そういう方にもってこいのサイトがあります!
コノミー
このサイトは、カスタマイズのパターンをたくさん見られるので、とても重宝します。
コノミーを利用しなくても、懇意なリノベ業者さんとかに、サンプルとしてみせるにも役立ちますね♪
まとめてみると、ユーザーファーストの物件づくりがやはり求められている時代になったということでしょうか?